中國山西省大同市は、石炭資源が豊富なことで知られる。同省の社會科學院の専門家が歴史資料を調べて、日本侵略軍がかつて大同市から石炭を略奪する計畫だったことが分かった。
それによると、日本は「宮本計畫」の中で、1940年から1945年まで毎年750萬トン、合わせて4500萬トンの石炭を略奪することを計畫していたという。
山西省社會科學院の高春平副所長は「大同市の豊かな石炭資源を略奪するため、日本は専門の株式會社を設立して、略奪を行う機関を整えて、管理者はすべて日本人だった」と述べた。
できるだけ多くの資源を略奪するため、日本軍は大勢の中國人を雇用して、中には児童労働者も働いていた。中國人労働者が反抗していたため、日本軍は4500萬トンという目標を達成できず、1400萬トン余り略奪したという。
「CRI」より2005/07/01