日本が教科書を利用し歴史を歪曲している問題について、韓國、中國と日本三國の學者が共同で編纂した歴史教科書「未來を開く歴史」が26日正式に発行された。
この歴史教科書は23名の韓國學者、17名の中國學者と14名の日本學者からなる共同歴史編纂委員會が編纂したもので、委員會はこれまで數十回も內外會議を開き、爭議ある歴史問題を解決している。
報道によると、この委員會はこの歴史教科書で、「東アジアの光明な未來を創り上げるため、三國の學者は、3年余りの共同の努力を経て、それぞれ固有の歴史的認識を尊重すると同時に、歴史に対する共通の認識に達することができることを証明した」としている。
日本政府は4年に一回、民間の各出版社が編纂した歴史教科書を検定するが、20世紀の80年代からこれまでの4回検定された教科書は歴史を歪曲し、侵略戦爭を美化していることからアジア諸國と國際社會の強い憤りと抗議を引き起こしていたものである。
「CRI」より2005/05/27