北京、上海、広東、山西、新疆、臺(tái)灣などの國(guó)內(nèi)各地から集まった観光客55人が1日午前9時(shí)、オフロード車に分乗して新疆ウイグル自治區(qū)?烏魯木斉（ウルムチ）市を出発し、「さまよえる湖」として知られる羅布泊（ロプノール）への旅路に就いた。旅行期間は8日間の予定。全國(guó)各地の一般の観光客が団體で羅布泊を縦斷する観光イベントは、今回が初めてだ。
主催者側(cè)の説明によれば、同イベントでは羅布泊を車で北から南へ縦斷する予定。周囲の景観、史跡など、探検愛好家にとって魅力の內(nèi)容が満載だ。烏魯木斉に集合した一行は、吐魯番（トルファン）の火焔山付近から砂漠地帯に入り、旅行4日目にヤルダン（風(fēng)化土堆群）地形で知られる龍城地區(qū)や、羅布泊の中心にある余純順墓地を訪れる予定。5日目には有名な米蘭古城を見學(xué)し、砂漠の中を徒歩で3～4キロメートル散策する。6日目には塔里木（タリム）河下流のポプラ林を訪れ、7日目には庫(kù)爾勒（コルラ）観光の後、烏魯木斉への帰途に就く。
羅布泊は新疆ウイグル自治區(qū)の南東部の砂漠に位置し、面積は10萬(wàn)平方キロメートルに及ぶ。中心部は1970年代初めに枯渇した。中國(guó)を訪れた多くの西洋諸國(guó)の探検家らは、數(shù)ある地域の中でも羅布泊に強(qiáng)い興味を示している。1901年にはスウェーデンの考古學(xué)探検家として知られるスウェン?ヘディンが樓蘭遺跡を発見し、西洋の學(xué)術(shù)界や探検家らに強(qiáng)い影響を與えた。
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2004年10月2日
